今日は、どちらの靴を履いていますか?
「健康のために、毎日歩かなきゃ」と思って外に出る日。
「ちょっと外の空気を吸いたいな」と思って外に出る日。
同じ「歩く」という動作でも、心の中で唱えている言葉が
「ウォーキング」か
「散歩」かで、
景色の見え方はまるで変わってきます。
皆さんは今日、どちらの言葉を連れて外に出ましたか?

「ウォーキング」は自分への誠実なノルマ
「ウォーキング」という言葉には、どこかトレーニングの響きがあります。
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背筋を伸ばし、歩幅を広げて腕を振る
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歩数計やスマートウォッチで記録を残す
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「〇〇分以上歩く」という目標を達成する
これは、自分の体と向き合い、健康という目的を果たすための「自分との約束」です。
どこか「仕事」や「義務」に近い、キリッとした清々しさがあります。
「散歩」は自分への優しいご褒美
対して、「散歩」には明確な目的がありません。
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道端の小さな花に目が止まれば、立ち止まってもいい
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気が向いたら、予定にない角を曲がってみてもいい
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目的は「歩くこと」よりも、その時々の「気分」にある
これは、忙しい日常や役割から離れて、自分を自由に解放する「余白」の時間です。
頑張らなくていい、自分を甘やかすためのひとときと言えるでしょう。
結びに:言葉を履き替えて、足取りを軽くする
もちろん、どちらが正しいと思っているわけではありません。
「昨日は食べすぎたから、今日はしっかりウォーキングをしよう」と自分を律する日もあれば、心が少し疲れた時に「ちょっとそこまで散歩に行こう」と自分を緩めてあげる日もあっていいと思います。
もし、「歩かなきゃいけない」という義務感が重荷になった時は、そっとその重い靴を脱いで、心の中で「散歩」という軽やかな靴に履き替えてみてください。
「やりたくないこと(義務)」を「やりたいこと(楽しみ)」にスッとスライドさせる。
そんな言葉の魔法を使えば、いつもの道が少しだけ新しく見えるかもしれません。

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