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「本日中」と「今日中」の違いとは?ビジネスで失礼にならない使い分けを解説

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「本日中」と「今日中」の違いとは?ビジネスで失礼にならない使い分けを解説 言葉
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「今日中にお願いします」は失礼?それとも普通?

メールや電話で
「今日中に対応します」
「本日中にご連絡いたします」
といった表現を使うことがありますよね。

この時、ふと迷うのが
「本日中」と「今日中」はどう違うのか
ということです。

意味だけを見れば、どちらも「その日のうちに」ということ。
けれど実際には、相手に与える印象や、使う場面には少し違いがあります。

たとえば、取引先へのメールで「今日中に送ります」と書くと、少しくだけた印象になることがありますし、逆に社内チャットで「本日中に対応いたします」と書くと、少々かしこまりすぎることもあります。

この記事では、そんな
「本日中」と「今日中」の意味の違い
ビジネスでの自然な使い分け
使う時の注意点
を、わかりやすく整理していきます。

デスクでノートPCを開き、丁寧な文面を確認している会社員の手元

「本日中」の意味と使い方

「本日中」は丁寧でフォーマルな表現

「本日中」は、“本日”という改まった言い方を使った、丁寧な表現です。

「今日」をそのまま言うよりも、少しかしこまった響きがあり、ビジネスではよく使われます。


「本日」のような言い方がなぜ改まって聞こえるのかは、日(にち)」と「日(じつ)」の読み方の違いを見ると感覚がつかみやすいです。


特に社外の相手や、お客様、目上の人とのやりとりでは、「今日中」よりも「本日中」のほうが落ち着いた印象になります。

「本日中」が向いている場面

「本日中」がよく使われるのは、たとえば次のような場面です。

  • 取引先へのメール
  • お客様への案内
  • 電話応対
  • かしこまった文書や連絡

「本日中」の例文

  • 本日中に担当者よりご連絡いたします
  • 本日中に資料をお送りいたします
  • お手数ですが、本日中にご返信いただけますと幸いです

このように、「本日中」は礼儀正しさや信頼感を出したい時に向いている表現です。

「今日中」の意味と使い方

「今日中」はややカジュアルで自然な表現

一方の「今日中」は、日常会話でもよく使う、より自然でやわらかい表現です。

意味としては「今日が終わるまでに」という感覚で使われることが多く、相手との距離が近い場面ではこちらのほうがなじみやすいこともあります。

「本日中」ほど改まっておらず、社内のやりとりや口頭の会話では、むしろ「今日中」のほうが自然に感じられることもあります。

「今日中」が向いている場面

  • 社内メール
  • チャットツールでの連絡
  • 同僚や部下との会話
  • 日常のやり取り
  • LINEなどの私的な連絡

「今日中」の例文

  • 今日中に提出しておいてくれる?
  • 今日中には返信するね
  • 今日中に確認して連絡します

「今日中」は、親しみやすく、堅くなりすぎない表現として使いやすい言葉です。

「本日中」と「今日中」の違いを簡単に言うと

この二つの違いをひとことでまとめると、こうなります。

  • 本日中:丁寧でフォーマル
  • 今日中:自然でややカジュアル

つまり、意味そのものはほぼ同じでも、
違うのは

“言葉の温度”

“相手に与える印象”

なのです。

「本日中」と「今日中」の違いを比較表で整理

比較項目 本日中 今日中
丁寧さ 高い ややくだけた印象
印象 きちんとしている 親しみやすい
向いている場面 社外メール、電話応対、文書 社内連絡、会話、チャット
時間の感覚 営業時間内の印象を持たれやすい 日付が変わるまでの感覚が強い
ニュアンス 礼儀、信頼感 気軽さ、やわらかさ

この表を見ると、単なる言い換えではなく、場面によって選び分けたほうがよいことがわかります。

ビジネスでの使い分けのポイント

社外や目上の人には「本日中」が無難

お客様や取引先に対しては、「今日中」よりも「本日中」のほうが無難です。

たとえば、

  • 今日中に資料を送ります
  • 本日中に資料をお送りいたします

この二つを比べると、後者のほうがやはり丁寧で、ビジネスらしい印象になります。

特に、相手との関係がまだできていない段階や、初対面に近いやり取りでは、「本日中」を選んでおいたほうが安心です。

社内や近い関係なら「今日中」でも自然

一方で、社内の同僚や部下、いつもやりとりしている相手に対しては、「今日中」で十分自然です。

チャットで
「今日中に見ておきます」
「今日中に返します」
と送るくらいなら、むしろそのほうが会話の流れになじみます。

何でもかんでも「本日中」とすると、場合によっては少しよそよそしく感じられることもあります。

注意したいのは「何時までなのか」が曖昧なこと

ここで気をつけたいのが、どちらの表現も時間が少し曖昧だという点です。

「本日中」と言っても、人によっては
「営業時間内かな」
と思うかもしれませんし、別の人は
「夜まで待てばいいのかな」
と受け取るかもしれません。

「今日中」も同じで、言葉どおりなら23時59分までですが、実際の仕事ではそんな時間まで待つ前提で使っていないことも多いですよね。

だからこそ、誤解を避けたい時は、時間を具体的に添えたほうが親切です。

具体的な時間を添えたほうがいい例

  • 本日中にご返信いたします
    本日18時までにご返信いたします
  • 今日中に送ります
    本日17時頃までにお送りします

こうすると、相手も待つ目安がわかりますし、こちらも約束を守りやすくなります。

深夜に「本日中」は少し不自然?

個人的には、これも意識したいところです。

たとえば、夜遅い時間になって
「本日中にお送りします」
と言われても、受け取る側としては
「もう今日ほぼ終わりでは?」
と感じることがあります。

もちろん業種によって感覚は違いますが、一般的には「本日中」という言葉には、どこか業務時間内から夕方くらいまでの空気があります。

ですから、かなり遅い時間になっている場合は、

  • 本日19時までに
  • 本日中ではなく、明日午前中に
  • 明日10時までに

のように、言い換えたほうが親切な場合もあります。

まとめ

「本日中」と「今日中」は、どちらも「その日のうちに」という意味を持つ言葉です。
ただし、印象や使う場面には少し違いがあります。

「本日中」は、丁寧でフォーマルな表現。
取引先やお客様、目上の人への連絡に向いています。

「今日中」は、ややカジュアルで自然な表現。
社内や親しい相手とのやりとりに向いています。

そして、どちらを使う場合でも大切なのは、相手がどう受け取るかです。
言葉としては便利でも、時間の感覚が曖昧だとすれ違いの原因になることがあります。


確認依頼の言い回しも含めて丁寧さを整えたい時は、「ご確認ください」と「ご査収ください」の違いもあわせて押さえておくと実務で役立ちます。

そのため、特に誤解を避けたい場面では、
「本日18時までに」
のように具体的な時間を添えるのが、いちばん安心です。

筆者のつぶやき

正直なところ、私もこの二つはほとんど同じ意味だと思っています。
ただ、実際には使う場面や相手によって、やはり少し分けたほうが自然なんですよね。

急ぎで、少し強めに催促するなら「今日中に頼むよ」と言いたくなりますし、逆にお客様への案内で「今日中」と書くと、少々くだけて見える気がします。
そういう時は、やはり「本日中」のほうがしっくりきます。

それと、これも感覚的な話ですが、「本日中」という言葉は深夜23時台に使う感じではないですよね。
せめて夕方17時とか、遅くとも19時くらいまでの印象でしょうか。

だからこそ、こういう期限を表す言葉は、こちらの都合ではなく、受け取る相手の立場で考えて使うことが大事なのだと思います。

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