「『阝』が左にあるのはどっち?」 「『都』と『阪』、部首の名前が違うって本当?」
漢字の右や左に付く「阝」という形。 実は、左にあれば「こざとへん」、右にあれば「おおざと」と呼び名が変わります。
形は全く同じなのに、なぜ名前が違うのでしょうか? この記事では、この2つの部首の決定的な違いから、テストでもう迷わない「最強の覚え方」、そして意外と面白い成り立ちの違いまで、スッキリ解説します!

🧐 【一目でわかる】位置と名前のルール
「阝」の位置によって、呼び方が以下のように決まっています。
| 部首の形 | 位置 | 名称 | 漢字の例 |
| 阝 | 左側(へん) | こざとへん | 阪、防、院、険 |
| 阝 | 右側(つくり) | おおざと | 都、部、郡、郵 |
注意!
「おおざと」は右側にあるので、正確には「へん」ではありません。「おおざとへん」と言わないように気をつけましょう。
💡 テストで忘れない!最強の覚え方
「どっちが右で、どっちが左か」を覚えるための、最もシンプルで有名な合言葉を紹介します。
「こざ左、おお右(こざひだ、おおみぎ)」
リズムで覚えてしまうのが一番確実です。
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こざ(こざとへん)は、左!
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おお(おおざと)は、右!
【ユニークな覚え方】オーザト・オールライト
英語ができる人にはこちらもおすすめ。
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「おおざと」は英語でオー(All)+ザト(That’s)。
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これを「オーザト・オールライト(All Right)」と唱えます。
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Right(ライト)=右 なので、「おおざとは右!」と繋がります。
📜 成り立ちを知れば、もっと納得!
なぜ形が同じなのに名前が違うのか。それは、もともとの漢字が別物だったからです。
「こざとへん」は「山」だった!
こざとへんの元の字は「阜(ふ)」。これは「土が盛り上がった山」や「階段」を表しています。 そのため、「険しい(険)」や「土手(防)」など、地形に関する漢字に多く使われます。
「おおざと」は「村」だった!
おおざとの元の字は「邑(ゆう)」。これは「人が住む村、まち」を表しています。 そのため、「都(みやこ)」や「郷(ふるさと)」など、場所や区域に関する漢字に多く使われます。
✅ まとめ
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左にあれば こざとへん(由来:山)
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右にあれば おおざと(由来:村)
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覚え方は 「こざ左(ひだ)、おお右」!
これで、もう漢字のテストや書き取りで迷うことはありません。お子さんに教えるときも、この「山と村」の違いを添えてあげると、より深く理解してもらえますよ!
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