「おじさん、おばさんの漢字を書きたいけれど、どっちを使えばいいの?」 「父母より年上か年下かで、漢字が変わるって本当?」
親戚への手紙や、結婚式の席次表などで必ず迷うのが「おじ・おば」の漢字表記です。 実は、日本語の漢字には「親の兄・姉なのか、弟・妹なのか」を明確に区別するルールがあります。
この記事では、迷った時にすぐ引ける使い分け早見表と、覚え方のコツ、そして意外と知らない「マナー」について分かりやすく解説します!

🧐 【早見表】おじ・おばの漢字使い分け
「おじ・おば」の漢字を選ぶ基準は、「あなたの親から見て、その人が年上か年下か」です。
「おじ(男性)」の使い分け
| 漢字 | 読み | 関係性 |
| 伯父 | おじ | 父・母の「兄」(自分より二親等上の年長者) |
| 叔父 | おじ | 父・母の「弟」(自分より二親等上の年少者) |
「おば(女性)」の使い分け
| 漢字 | 読み | 関係性 |
| 伯母 | おば | 父・母の「姉」(自分より二親等上の年長者) |
| 叔母 | おば | 父・母の「妹」(自分より二親等上の年少者) |
💡 覚え方のコツ:兄弟の「序列」がヒント!
なぜ「伯」と「叔」を使うのか、その理由は古代中国の兄弟の呼び方にあります。
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「伯」:兄弟の中で一番上(長男・長女)を指します。「伯爵」などの言葉があるように、上の立場を意味します。
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「叔」:兄弟の中で下(弟・妹)を指します。
つまり、「親より上の兄弟なら『伯』」「親より下の兄弟なら『叔』」と覚えると間違いありません。
✍️ こんな時どうする?「おじ・おば」Q&A
Q. 親の「再婚相手」や「義理の兄弟」はどう書く?
A. 配偶者の場合も、その配偶者の年齢ではなく「自分の親との関係」で決まります。
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父の「兄」の奥さん → 父より年上の「姉」という扱いになるため 「伯母」
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母の「妹」の旦那さん → 母より年下の「弟」という扱いになるため 「叔父」
Q. 自分の親と「双子」の場合は?
A. 厳密には、数分でも早く生まれた方が「兄・姉」となるため、それに基づいて「伯・叔」を使い分けますが、迷う場合はひらがなで書くのが無難です。
Q. 「おじさん・おばさん」と一般的に呼ぶ場合は?
A. 親族ではない近所の人や、知らない人を指す場合は、漢字を使わずに「おじさん・おばさん」とひらがなで書くか、親しみ込めて「伯父さん・叔母さん」などの漢字はあてずにおくのが一般的です。
✅ まとめ
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親の「兄・姉」なら 伯父・伯母
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親の「弟・妹」なら 叔父・叔母
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迷ったら「親より年上か年下か」をチェック!
ビジネスや冠婚葬祭などの正式な場面では、この使い分けがマナーとして見られます。一度ルールを覚えてしまえば、自信を持って書類や手紙を書くことができますね!
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