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元来とは?本来との違い・意味・使い分けを例文付きでわかりやすく解説

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元来とは?本来との違い・意味・使い分けを例文付きでわかりやすく解説 言葉

「元来とは、どういう意味?」

「本来と元来は何が違うの?」

「元来はどんな場面で使えばいいの?」

日常会話ではあまり頻繁に使わないものの、文章やニュース、解説文などで見かける「元来」という言葉。

意味は何となくわかっていても、「本来」との違いまで説明しようとすると、少し迷う方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、元来とは「もともと」「初めから」という意味です。

元来:もともと。初めから。以前からそうであること。
本来:もともと。初めから。さらに「当然そうあるべき」という意味でも使う。

つまり、元来は「最初からそうだった」という意味が中心です。

一方で、本来は「最初からそうだった」に加えて、「本当はそうあるべきだ」という意味でも使われます。

この記事では、「元来」の意味、「本来」との違い、使い分け、例文、Q&Aまで、比較表を交えながらわかりやすく解説します。

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元来とは?意味をわかりやすく解説

元来(がんらい)とは、もともと・初めから・以前からという意味の言葉です。

ある物事の性質や状態が、はじめからそうであったことを表します。

たとえば、

  • 彼は元来、まじめな性格だ。
  • この建物は元来、倉庫として使われていた。
  • この地域は元来、農業が盛んな土地だった。

このように、「元来」はもともとの性質・状態・用途を説明するときに使います。

言葉 意味 言い換え
元来 もともと、初めから 元々、以前から、生まれつき、もとは

やや硬い表現なので、会話よりも文章で使われることが多い言葉です。

本来とは?意味をわかりやすく解説

本来(ほんらい)にも、「もともと」「初めから」という意味があります。

ただし、「本来」にはもう一つ大事な意味があります。

それが、「本当はそうあるべき」「当然そうすべき」という意味です。

たとえば、

  • 本来なら、直接お礼を申し上げるべきところです。
  • 本来の目的を忘れてはいけない。
  • 本来であれば、再提出が必要です。

この場合の「本来」は、単なる「もともと」ではなく、道理や常識から考えて、そうあるべきという意味を含んでいます。

本来の意味 例文 ニュアンス
もともと 本来の姿を取り戻す。 最初の状態
当然そうあるべき 本来なら直接伺うべきです。 道理・常識・理想

この「当然そうあるべき」という意味がある点が、「元来」との大きな違いです。

元来と本来の違いを一覧表で比較

「元来」と「本来」は、どちらも「もともと」という意味で使えます。

ただし、「本来」には「当然そうあるべき」という意味が加わるため、使える場面が少し広くなります。

項目 元来 本来
基本の意味 もともと、初めから もともと、初めから
追加の意味 特になし 当然そうあるべき
ニュアンス 過去からの性質・状態 本当の姿・正しいあり方
使いやすい場面 性質・由来・過去の状態 目的・役割・道理・常識
彼は元来、穏やかな人だ。 本来なら謝罪すべきだ。

簡単に言えば、

元来=もともとそうだった
本来=もともとそうだった/本当はそうあるべき

と覚えるとわかりやすいです。

「元来」と「本来」は置き換えできる?

「元来」と「本来」は、置き換えできる場合と、できない場合があります。

置き換えできる場合

「もともと」という意味で使う場合は、どちらでも自然なことがあります。

元来 本来
この建物は元来、倉庫だった。 この建物は本来、倉庫だった。
彼は元来、気が弱い性格だ。 彼は本来、気が弱い性格だ。
この道具は元来、農作業に使われていた。 この道具は本来、農作業に使われていた。

このように、「初めからそうだった」「もともとの状態だった」という意味では、どちらも使えます。

置き換えにくい場合

一方で、「当然そうあるべき」という意味では、基本的に本来を使います。

自然な表現 不自然な表現
本来なら、直接謝るべきだ。 元来なら、直接謝るべきだ。
本来であれば、事前に連絡すべきです。 元来であれば、事前に連絡すべきです。
本来の目的を忘れてはいけない。 元来の目的を忘れてはいけない。

「本来なら」「本来であれば」「本来の目的」のように、正しいあり方・当然の姿を表す場合は、「元来」ではなく「本来」を選ぶほうが自然です。

「元来」はどんなときに使う?

「元来」は、物事のもともとの性質・由来・状態を説明するときに使います。

場面 例文
人の性格 彼は元来、慎重な性格だ。
土地や地域 この地域は元来、漁業で栄えた。
物の用途 この建物は元来、学校として建てられた。
文化や習慣 この祭りは元来、豊作を祈る行事だった。

「元来」は、過去から続いている性質や背景を説明したいときに向いています。

「本来」はどんなときに使う?

「本来」は、「もともと」という意味のほかに、「本当ならそうあるべき」「当然そうすべき」という意味で使われます。

そのため、「元来」よりも使える場面が広い言葉です。

場面 例文
本来の役割 教師は本来、生徒の成長を支える存在です。
本来の目的 本来の目的を見失ってはいけません。
当然のこと 本来なら直接お伺いすべきでした。
本来の姿 商品の本来の性能を発揮できるよう改善しました。

このように、「本来」は理想・常識・役割を表す文章でよく使われます。

「元来」と「本来」の例文

元来を使った例文

  • 彼は元来、穏やかな性格です。
  • この建物は元来、図書館として建てられました。
  • この植物は元来、暖かい地域に生息しています。
  • 日本は元来、四季がはっきりした国です。
  • その祭りは元来、豊作祈願の行事でした。

本来を使った例文(もともと)

  • 本来の姿を取り戻した。
  • 本来の性能を十分に発揮できる。
  • 本来の使い方とは少し違う。
  • この制度は本来、利用者を支援するためのものです。
  • 本来の意味を理解して使うことが大切です。

本来を使った例文(当然そうあるべき)

  • 本来なら、直接お礼を申し上げるべきです。
  • 本来であれば、事前に説明する必要があります。
  • 本来は今日中に提出してください。
  • 本来なら参加する予定でした。
  • 本来あるべき姿を目指しましょう。

「元来」の言い換え表現

「元来」は、文章によっては別の言葉に言い換えることもできます。

言い換え ニュアンス
もともと 最も一般的
初めから 開始時点を強調
以前から 過去から続く状態
元々 会話でよく使う
生まれつき 性格・体質などに使う

日常会話では「元来」よりも「もともと」のほうが自然に聞こえることもあります。

一方で、新聞や解説記事、ビジネス文書では「元来」のほうが引き締まった印象になります。

「元来」と「本来」を使い分けるポイント

迷ったときは、「当然そうあるべき」という意味が含まれているかどうかを考えると判断しやすくなります。

こんな場面 おすすめ
もともとの性格を説明する 元来
建物の元の用途を説明する 元来
本当ならそうすべき 本来
本来の役割・目的を表す 本来
初めからそうだったこと どちらでも可(文脈による)

「元来」は過去から続く状態、「本来」は正しい姿や当然の状態と考えると区別しやすくなります。

よくある質問(Q&A)

Q. 元来とはどういう意味ですか?

A. 「元来」とは、「もともと」「初めから」「以前から」という意味です。人や物事の性質、状態、由来などを説明するときによく使われます。

Q. 本来とはどういう意味ですか?

A. 「本来」は「もともと」という意味に加え、「本当ならそうあるべき」「当然そうすべき」という意味でも使われます。

Q. 元来と本来は同じ意味ですか?

A. 「もともと」という意味では共通しています。ただし、「当然そうあるべき」という意味は「本来」にしかありません。

Q. 「本来なら」と言うのに、「元来なら」と言わないのはなぜですか?

A. 「本来なら」は「本当ならそうすべき」という意味になります。一方、「元来」は過去からの状態を表す言葉なので、このような使い方は一般的ではありません。

Q. 「元来」と「もともと」は同じですか?

A. ほぼ同じ意味ですが、「元来」のほうがやや硬い表現です。会話では「もともと」、文章では「元来」が使われることが多くあります。

まとめ

「元来」と「本来」はどちらも「もともと」という意味を持っています。

しかし、「本来」には「当然そうあるべき」という意味が加わるため、使える場面が広くなります。

言葉 覚え方
元来 もともと・初めから
本来 もともと+当然そうあるべき

迷ったときは、

過去から続く状態なら「元来」
理想・当然・本来あるべき姿なら「本来」

と考えると、自然に使い分けられます。

似た意味を持つ言葉でも、ニュアンスの違いを理解して使い分けることで、より正確で伝わりやすい文章になります。

「元来」は「もともと」、「本来」は「もともと+当然」と覚えると迷いませんね。

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