役所の書類や銀行の手続きで「氏名」という欄をよく見かけますが、日常生活では「姓名判断」などの言葉も耳にしますよね。 「この2つ、何か法律的な違いがあるの?」「旧姓で仕事をしている場合はどう書くのが正解?」と迷うこともあるはずです。
結論からお伝えします。
公的な書類(役所・銀行・契約書)では「氏名」を使います。 「氏名」は戸籍に登録されている法的な名前を指し、「姓名」はより一般的なフルネームを指す言葉です。
この記事では、迷いがちな「旧姓」の扱い方や、書類を書くときに失敗しないためのポイントを分かりやすく解説します。
「姓名」と「氏名」の違いが一目でわかる比較表
| 項目 | 氏名(しめい) | 姓名(せいめい) |
| 主な意味 | 戸籍上の法的なフルネーム | 一般的な苗字と名前の組み合わせ |
| よく使われる場所 | 役所、銀行、契約書、免許証 | 姓名判断、手紙、日常会話 |
| 旧姓の扱い | 基本は戸籍名(現在の姓) | 旧姓を含む「フルネーム」全般 |
| 法律的な響き | 強い(戸籍法に基づく) | 弱い(慣習的な呼び方) |
💡 どっちを書く?ケース別ガイド
1. 役所・銀行・ビジネス文書の場合
正解:氏名(戸籍上の名前) 公的な手続きで「氏名」とあったら、必ず戸籍に登録されている名前を書きましょう。旧姓で仕事をされている方でも、法的効力のある書類には現在の「氏名」を記載しないと、本人確認が通らない場合があります。
2. 履歴書の場合
正解:氏名(現在の本名) 基本的には本名(氏名)を書きます。旧姓併記を希望する場合は、備考欄や氏名欄の横に(旧姓:〇〇)と添えるのがマナーです。
3. 姓名判断や占いの場合
正解:姓名 こちらは法的な縛りがないため、自分が鑑定したい名前(仕事名や旧姓など)で問題ありません。
🧐 知っておきたい「名前」の豆知識
「名前」という言葉はさらに広範囲で使われます。
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フルネームを指す(例:お名前を教えてください)
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下の名前(ファーストネーム)だけを指す(例:苗字ではなく名前で呼んで)
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物や組織の名称を指す(例:このビルの名前は?)
「名前」は日常的に最も便利な言葉ですが、「正確に法的な本名を求められている場」では「氏名」という言葉が優先されると覚えておきましょう。
✅ まとめ
「姓名」と「氏名」、迷ったときはこう覚えましょう!
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カッチリした場面(公式)は「氏名」
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やんわりした場面(日常)は「姓名」
特に、結婚などで名字が変わった方は、「氏名欄=戸籍の名前」というルールを徹底することで、手続きのミスを防ぐことができます。
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